最近、あまりにも、株式投資で利益を上げるには、
「どんな本を読んだらいいのか、紹介してほしい」という質問が多く、ご紹介のページを作りました。

紹介する本は、すべて、私自身が購入し熟読し、「すばらしい!」と認めるものです。
どれを手にしても決して、損した、と思うことはないでしょう。

私は、駄本を沢山読むよりも、本質を捉えた良書を何度も読み返すことが大事だと思っています。

是非、試してみてはいかがでしょうか?


  内容とコメント こんな人にオススメ
1、良い会社を見極める方法

良い会社を見極める方法を学ぶには、
ビジネスというものについて、その本質を見抜く訓練が必要になります。
ただし、これはかなり時間のかかる作業でもあります。

一般のビジネス本は、多くの場合、ハズレとなっています。
時流と、はやりのテーマに乗って、短絡的な書物が沢山出ています。
これらの本を読み、投資に生かすことはまず困難です。

もしビジネスについて、普遍的に分析する“目”を本当に持ちたい方は、この本を読むと良いですよ。
きっと衝撃を受けると思います。

 


『企業参謀』



これは、大前研一という今では世界的に有名な経営コンサルタントが、
世界最強のコンサルティング会社、マッキンゼーに入社した1年後の
わずか32歳の時に書いた本
ですが、その圧倒的な洞察力から、
初版から20年以上たった今でも売れつづけています。

 
ビジョナリーカンパニー
このビジョナリーカンパニーも大ベストセラーですから、ご存知の方もいらっしゃると思います。
本当に良い会社の条件を、徹底した取材と分析によって明らかにしています

こちらもマッキンゼー出身のジェームズ・C・コリンズ によるもの。
とにかく文章が素晴らしく、読んでいて引き込まれてしまいます。
 
ビジョナリーカンパニー2
私は、ビジョナリーカンパニーについては、特に、『ビジョナリーカンパニー2をお勧めします。
この本を読んでから、約1ヶ月は、ビジョナリーカンパニーのことばかり考えていました。
この本で紹介されているようなホンモノのビジョナリーカンパニーを見つけることができたなら、
株式投資で、一生涯分の利益を物にすることができるでしょうね。
 
『エクセレント・カンパニー』

ビジョナリー・カンパニーに匹敵する本に、
『エクセレント・カンパニー』という本があります。
これは、世界で最も高い講演料を取るといわれす至上最高に報酬が高い
トム・ピーターズ
(マッキンゼー出身コンサルタント。現在のファームのCEOである
ラジェット・グプタを、彼がハーバード卒業時にリクルートしたという功績も持つ
!)
が書いたものです。すばらしいです。

まだ読んでいない方がいらしたらどうぞ手にとってください

 
『四季報CD-ROM』

よい会社を見つけるためには、
そもそも、四季報CD-ROMがなければ、銘柄の検索(スクリーニング)が出来ません
どんなスクリーニングエンジンよりも使えます。これは、是非、手に入れてください。
ものすごく便利です。これは、ファンダメンタリストの必須アイテムではないでしょうか?
オススメ度 ★★★★★

割安な会社を見抜く方法を学ぶには、
“割安”という意味について、本質的に理解する必要があります。

割安とは、会社の“価値”と比較して、
その“価格(要するに株価:時価総額)”が安いことを表します。


会社の価格(株価)の方は、いつでもYahoo! Financeなどで
確認できますから、私達が学ぶべきことは、会社の“価値”の算出方法なのです。

会社の価値を算出する方法を、バリュエーション(価値評価)といいますが、
これを知っているか、知らないかが投資収益のすべてを決定します。

本当に、投資をまじめに考えるのであれば、
投資を始めて早い段階でこのバリュエーションの考え方を学ぶべきです。

そうでなければ、株式投資が、根拠なきギャンブルへとなってしまいます。
 
バフェットからの手紙
株式投資に関する最高の良書です。
正直、わたしは、もうこれ以上、誰にも読んでほしくないとさえ思っています。
ウォーレン=バフェットは、オマハの賢人と呼ばれる世界最高の利益を上げた投資家です。
バフェットに関する本は、いくつか出ていますが、この本は、
唯一、バフェット自身が書いた本
なのです
(正確には、「会長からの手紙」という株主向けレターの編集版)。
その鋭さに、感銘を受けること間違いありません。

しかし、この本は中級者向けかもしれません。
投資をはじめて間もない方には理解ができない部分があるかもしれません。
 
億万長者をめざすバフェットの銘柄選択術
初心者の方は、億万長者をめざすバフェットの銘柄選択術 』を
読むとよいかもしれません。

この本で、投資リターンは少なくとも20%は確保できるようになります。
「億万長者を目指す・・・」といういんちき臭いタイトルとは裏腹に、
その内容は、驚くばかりの堅実で確実な投資内容になっています。

内容は簡潔・明快。読むと相当なショックを受けることになると思います。
投資に対する偏見・思い込みがすべてひっくり返されることになるかもしれません。
まさにパラダイムシフトが起こるでしょう。
オススメ度 ★★★★★

 
MBAバリュエーション
バリュエーションについて、もっと詳しくお知りになりたい方は、
プロのバリュエーション手法を最も判りやすく説明した
MBAバリュエーション』を読まれると良いと思います。
MBAという怪しげなタイトルに沿わず、誠実で、分かり易い文調に
好感が持てること間違いありません。
私個人のオススメ度★★★★★です。
 
『バリューエション(企業価値評価)』

企業の“価値”を見抜く専門書の最高峰に、
バリューエション(企業価値評価)』という本があります。

バリュエーション(企業価値評価)に関して
不動の地位にあるのこのマッキンゼー社の本です。
これを読まずして、バリュエーションができるとは、決して言えない。

投資のプロや財務戦略家であれば、絶対に一冊は持っています。
(というか読まざるを得ないほど有名。もちろん私たちのスタッフも一人一冊もっています)

この本を、あなたはいつ手にしますか?
その時期が、早いほど、真の投資家への道も早く訪れます。

 

 
『コーポレートファイナンス(上)』
『コーポレートファイナンス(下)』

その名も「コーポレートファイナンス(上・下)」は、
ファンダメンタルズ投資家が、必ず最後に行き着く名著

この二つの本は、投資家の財務分析という意味では
「終着点」
と言えるものです。

私は、いつも手元に置いてしています。

 
『フィッシャーの「超」成長株投資―普通株で普通でない利益を得るために成長株』
財務分析は、“結果(業績)”の分析にすぎない。

肝心なのは、“結果(業績)”を生み出している源泉、つまり事業を分析する力を
つけること。投資家にとっての事業分析についての最良書がこのフィッシャー書。
バフェット氏ご用達の一冊
バフェットいわく、「私は、グレアムとフィッシャーから投資のすべてを学んだ」とのこと。

成長株投資をする誰もが通る道にある一冊。

ピーター=リンチの傑作集

ピーター=リンチは、全米NO.1ファンドマネジャーとまでいわれた
株式投資界の伝説の人物です。
リンチはアメリカの株式市場が不況に吹き荒れていた
1977年から1990年の13年間で、わずか2000万ドルだったマゼラン・ファンドを140億ドルという驚異的なファンドに育て上げました

彼の著作は、わずかに3冊しかありません。
しかし、いずれもそのユーモア溢れる語り口と個人投資家への思いやりあふれた文章に感動します。
『ピーター・リンチの株で勝つ』『すばらしき株式投資』『株式投資の法則』

株式投資の“裏”の本

あまり知られていないが、素晴らしい本がある。
これらの珠玉の本たちを是非、手にとってほしいと思います。

 
『エンデの遺言』

モモを書いた童話作家ミヒャエル=エンデは、
お金というものについて終生考え抜いた経済学者の顔も持っていました。
このエンデの本は,NHKで放送され、驚異の反響を呼んだ
ドキュメンタリー「エンデの遺言--根源からお金を問う」を
1冊の本にまとめたものです。

「本当のお金持ちは、貨幣の本質を知り抜いている。」

私達が、株式投資をなぜしなければならないのか、
改めて認識させられる最高の本です。
 
『株でゼロから30億円稼いだ私の投資法―大株主への道こそ株式投資の本道』

な、なんだこの本は・・・。
この遠藤四郎という人は、一介のサラリーマンであるが、
確立された投資術で、わずか10万円から、30億円を築きました


バフェットよりもすごいそのリターンは、論理と洞察に溢れた独自の投資法によるもの。
あまり知られていないが、この本の内容は、はっきりいって秀逸です!

既に販売しておらず、Amazonのマーケットプレイスで、定価より高く売られています。
 
『日本一の大投資家が語る大貧民ゲームの勝ち抜け方』

日本のバフェットとの誉れ高い「竹田和平」氏の本。
上場企業70社の大株主、日本最高の個人投資家として有名です。
日本一のファンダメンタリストかも知れません。

彼の投資の情報源は、四季報だけ。

その大旦那ぶりに、ファンになる人が急増中。

竹田氏について書かれた本には、もう一冊、
「竹田和平の強運学―日本一の投資家が明かす成功への7つの黄金則」
田中 勝博 (著)」というものがあるが、こちらはまるで面白くない。
←こちらの一冊は、是非どうぞ

 

 
『敗者のゲーム』

運用哲学の基本を説いた古典中の古典といわれるロングセラーの最新版。

ファンダメンタルズ分析の威力を論理的・統計的に分析した一品。

有名すぎる。証券アナリストの虎の巻

著者がコインを投げて出た裏表のランダムの動きを
チャートの形にし、チャーティストに見せたところ、
「この株を教えてくれ!買いだ!」とそのチャーティストは答えた、という
馬鹿げたエピソードは、余りにも有名


米国バブル崩壊以後の動きを盛り込みデータ類も一新し、
21世紀の長期投資のための戦略と指針を解説した注目の書。個人投資家への助言も充実。

 
『ウォール街のランダム・ウォーカー―株式投資の不滅の真理』

出た!


無数の株本とは、一線を画す。
ランダム・ウォークについて書いてあるというよりは、
ファンダメンタリスト VS テクニカリストの攻防を描く、
株式投資の読み物としては、最高に面白い一冊

秋の夜長に、ゆっくりと読みたい本です。
 

グリーンブラット投資法 − M&A、企業分割、倒産、リストラは宝の山

このハゲオヤジ、ダテじゃない。

なんと、自分の投資会社ゴサム・キャピタル社にて、
10年間で年間利益率50%の実績を上げている。

皮肉っぽい文章が、とてもユニークで面白い。
リストラ、M&A、倒産など目の付け所もユニークで、
個人投資家には、大変ためになる。

最後には、「時は人生の通貨であり、カネは人生をエンジョイし、
人生に意味を見出せる何かを追求する自由を与えてくれる」


といった金銭哲学も披露。要するに面白いオヤジです。

 
『オニールの成長株発掘法 − 良い時も悪い時も儲かる銘柄選択をするために』
「今すぐ株価が上がる銘柄を知りたい」
という人のニーズには、
本書は残念ながらこたえることができません。


だが、自分で相場を見抜く力を養いたい、
という人や、今後、
株式投資に携わる人にとっては
投資原則を体系的にまとめた良書